ワンピース考察ブログ??

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ワンピース 729話 感想&考察

ONE PIECE 729「七武海ドフラミンゴ VS. 七武海ロー」の感想&考察

<最新話のネタバレを含みますので注意してください。>

 

ルフィの背後から、暗殺を目論むベラミー。

しかし、さらにその背後から・・・

デリンジャー登場!

やっぱりディアマンテ軍でした。

・・・オネェってことでいいのでしょうか。

個性豊かなファミリーですね。

出世のために、殺したくないルフィを殺そうとするベラミーの顔は、覚悟と迷いが入り交じった複雑な表情をしていました。

そしてあっさり若に切り捨てられてしまうベラミー。

今後、麦わら側に寝返るのでしょうか?

少なくともデリンジャーによってボロボロにやられてしまうんでしょうが、ベラミーはファミリーの”情報”を持っていますし、ルフィにとってはボコられたベラミーの姿がドフラミンゴ討伐への動機のひとつとなるのかもしれません。

 

こんなに強いの?ドフラミンゴ

ローが一方的にやられていますね。

七武海になった時点での懸賞金は、ドフラミンゴが3億4000万ベリー、ローが4億4000万、なんですが、、、手も足も出ませんねロー。

そうなると、やはりルフィしか・・・?

で、カイドウはさらにもっと強いのですよね?

 

弾糸って、もはや糸じゃないのは置いといて。

しかもドフラミンゴはディアマンテと電話しながらローと戦っていたようで、ヴァイオレットもといヴィオラの裏切りがドフラミンゴに伝わってしまいます。

この電伝虫は普通の小電伝虫でしょうか?やたらちっちゃく見えますが、ドフラミンゴの身長は305cmなので、そう見えるだけかもしれません。

 

作戦もバレてしまいました。

頭も回るドフラミンゴ。

これはピンチです。

ラオG達を「SMILEの工場入口」に配備させます。

戦局が大きく動き出しました。

ここで、「SMILEの」とわざわざ言っていることで、他に密輸武器などの工場が複数あることがうかがえます。

そしてそれぞれ入口が違うと。

 

スマイル工場入口は「オモチャの家」でしょう。

で、「オモチャの家」にはカン十郎がいるはずです。

カン十郎はまだ錦えもん達の記憶に残っているので、オモチャにはされていないはず。

とすると何をしているのでしょうか?

単純に捕らえられているのかな?

 

のせられるディアマンテさん。

このコマ、何か昔のワンピースを思い出します。

ワンツージャンゴに似てる。

 

「”D”はまた必ず嵐を呼ぶ」

「なぜそこまで麦わらを信じる?」というドフラミンゴの問い。

これはじつは長年の読者の疑問でもありました。

思い返せば頂上戦争。

赤犬に追われ死にかけたルフィを、タイミング良く海中から現れ、「そいつをここから逃がす!!」。

まるでルフィを助けるためにだけ来たかのようでした。

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また、 「麦わらボーイとは友達なの?」というイワンコフに対し「いや、助ける義理もねえ」とも言っていました。

ただの「親切」だと。

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しかし、ローにとって「親切」とは見返りを期待した計算であることがスモーカーの心臓の件で分かっています。

どこまで読みが及んでいるかは定かではないですが。

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しかししかし、ルフィの麦わら帽を意味深に見つめるローからは、ルフィとの何らかの関係性をも感じ取れます。

つまり長年の疑問だったわけです。

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さて、「なぜそこまで麦わらを信じる?」という長年の疑問、これに対するローの答えが、衝撃でした。

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「”D”はまた必ず嵐を呼ぶ」。

これは何と2年前のあの台詞といっしょなのです。

わざわざ「 」付きで言っているので、ロー本人の思いでは無く、誰かから聞いた言葉であると思われます。

誰かというのはつまり「あの人」でしょう。

 

麦わらの一味の意思統一

ルフィとゾロがやっと顔を合わせました。

で、その会話で海軍に存在がバレてしまいますが、意に介しません。

バスティーユさん一応中将なんですけどね。

さて、彼らの記憶からはもうオモチャにされた悪党達は消えています。

 

ちょっと横道ですが、錦えもんは小電伝虫の使い方がよくわかっていないようです。

次のページでモモの助が受話器を触りたがっている?ので、ワノ国には電伝虫が無いのかもしれないですね。

鎖国をしていたらしいので、グランドラインの文化が伝わっておらず、独自の発展をしていると予想されます。

 

さらに横道ですが、モモの助に大人げなく手を出しているホネ吉ことブルックが、次のシーンでおそらくナミにゲンコツされています。

 

本題に戻って、フランキーの状況説明で「おれたちにとっちゃドフラミンゴ勝利の方が好都合か?」とありますが、これは小人軍隊がドフラミンゴに負けて作戦通りドフラミンゴがカイドウと潰し合う、という意味ですね。

ルフィの言う通り、軍隊を止めることができれば、ドフラミンゴ勝利ということも無く、作戦的にはスムーズなはずですが、フランキーが感情移入してしまっているので、それはもう止められないのでしょう。

 

「ルフィお前が何と言おうとおれはやるぞ!!」「見殺しにはできねえ!!」というフランキーの覚悟と、それをドン!と受けるルフィとサンジ。

ルフィの指示を待つまでもなく、引き返す”ぐるわらの一味”。

レベッカを思い出し「好きに暴れろ!」と言うルフィ。

そしてゾロも腹を決めたイイ顔。

 

この一瞬で、一味の意思統一が成されました。

フランキーへの信頼と、ぶっとばして解決するという、海賊らしい結論です。

 

何となくよくわからなかったローの作戦及びドレスローザ篇、やっとドフラミンゴをぶっとばすというわかりやすい方向にハッキリと決まったようです。

 

コラさん?

いきなり戦局がコロシアム前に集中しました。

ゾロと錦えもんとルフィの目の前で、ローが撃たれ(弾糸じゃないのかよ)、決着がついたようです。

トドメを刺すドフラミンゴは怒っているように見えます。

「嵐を呼ぶ」の台詞が怒らせてしまったのかと。

 

”D”に嵐を呼ばれたってことなのかな?

でこの台詞の主は、たぶん「コラさん・・・!」なんですね。

コラさんて誰?

コラさん=あの人ですよね。

ドフラミンゴに負けて、あの人の本懐を遂げられなかったローの無念が「コラさん・・・!」ってことですか。

 

コラさんは「コラソン」という名前だとすると、コラソンはスペイン語でハートという意味なので、ドンキホーテファミリーのハートの席にいた人物でしょう。

つまりローの前代。

ローはこの人を慕っていたとすると、何らかの形でドフラミンゴと対立し亡くなってしまったコラソンの後釜としてローがハートの席に選ばれたが、それを断って独立した、って感じでしょうか。

とすれば、ローがドフラミンゴの元を離れても”ハートの海賊団”と名乗っている理由が説明できます。

そして、コラさんはなぜ”D”のことを知っているのか。

ドフラミンゴと”D”はどんな関係があるのか。

コラさんの本懐とは何か。

 

次週休載ですが、ローの過去編突入でしょうか。

まずゾロとドフラミンゴの一戦があり、海軍に止められる、という展開が読めます。

そのときルフィはどう動くのか。

 

あと、ちょっと個人的な見解ですが、「13年前」にひっかかったので。

なんかシャンクスが関係あるんじゃないかなと思ったり。

12年前、シャンクスはルフィの故郷フーシャ村にいました。

そのとき、この村を拠点にして1年以上たつと言っていました。

ってことは、フーシャ村にきたのが13年前なんですよね。

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当時のシャンクスは麦わら帽子をかぶっていた。

13年以上前、シャンクスとローが会っていたとすると、ローが麦わら帽子を見つめているのも辻褄が合います。

さらに。

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「四皇珍しいけど早く扉閉めて」。

ペボのこの台詞。

ローがシャンクスを見ていたんですね。

珍しいから?それとも懐かしいから?

これ以上はわかりません。

ひょっとすれば過去編にシャンクス登場かもしれません。

 

扉絵

カリブー連れて行かれましたね。あやしいパイ持って。

革命家ガブルとして連れて行かれたのならば、ドレークの立場は不明ですが、革命軍とのつながりも可能性としてありますね。

海軍の軍艦を黒塗りしたようなドレークの船ですが、革命軍のドラゴンの母艦も黒塗りですし。

 

ONEPIECE 730 へ続く。