ワンピース 第737話 感想と考察など。
ONEPIECE 737「幹部塔」の感想と考察です。
<最新話のネタバレを含みますので注意してください。>
いろいろな設定が明らかになった回でした。
最高幹部ピーカとトレーボルの能力もいよいよ明らかに。
■イシイシの実
岩石同化人間とはこれいかに。
いままでのロギアとは若干趣向が異なるような。
「ただの石人間というわけでもなさそうだな」って。「ただの石人間」って。
石を自在に動かすことができるようですが、グニャグニャに動いているようで、このとき石としての”硬い”という性質的にはどうなっているんだろう。
細かいことはまあいいか。
■黒ひげ海賊団・10人の巨漢船長
現在、黒ひげ海賊団はかなりの大所帯に成長しているようです。
「10人の巨漢船長」とは、2年前のオリジナルメンバーのことでしょう。
1.マーシャル・D・ティーチ
2.ジーザス・バージェス
3.ラフィット
4.ドクQ
5.ヴァン・オーガー
6.シリュウ
7.サンファン・ウルフ
8.アバロ・ピサロ
9.カタリーナ・デボン
10.バスコ・ショット
の10人。
その海賊団の1番船の船長がジーザス・バージェス。
船団を組む組織の仕方は、白ひげの海賊団を真似ているようですね。
でも白ひげの船は1から14番隊までですが、それぞれの船の船長(隊長)には、白ひげは含まれていません。
それに準じると、バージェスが1番船の船長ということは、黒ひげは何番船の船長ということではないと考えられ、つまり黒ひげ以外に、10人の船長がいるということですよね。
一人足りない・・・。
ということは、この2年の間に、黒ひげ海賊団にもう一人加入したということ。
しかも巨漢・・・青キジ・・・?
いや、スモーカーが青キジの立場を認識していなかったので違うか。。。
■バージェスの強さ
「波動」という、新しい技の概念が登場しました。
”飛ぶ打撃”のような遠距離攻撃で、これは覇気を応用したものか、もしくは、くまやセンゴクが扱う”衝撃波”の類いかもしれません。
さて、気になるバージェスの強さ。
どのぐらい強いのか。
白ひげの2番隊隊長のエースが懸賞金5億5000万ベリーですので、黒ひげが白ひげに代わる四皇で、バージェスはエースとほぼ同じ立場。
だったら、5億越えはしていそうですね。
2年前はエースに敵いませんでしたが、覇気を身に付けるなどして、新世界に相応のレベルアップをしているかもしれません。
■サボの強さ
ルフィのような身のこなし。
闘魚から飛ぶときの「キュイン」という効果音は、ギアセカンドを使ったときのルフィの効果音と同様です。
そしてサボもルフィ同様ケンカ戦法のようで。
子供時代、ジャングルで培った戦闘スタイルは三人共通ですね。
戦闘は似ていると思いますが、ディアマンテが疑うのはゴム技を使わないからか。
とにかく、サボやっぱり相当強いようです。
さらに、武装色硬化の覇気を当然のように使えます。
ディアマンテの鋼鉄の剣を容易く折る実力。
続いてバージェスに繰り出した技は「竜の鉤爪」。
ドラゴンクローですね。
ドラゴンから譲り受けた技かもしれないですね。
一方のバージェスも防具を硬化させて相殺させますが、サボの覇気が一枚上手のようで、防具が砕けました。
■幹部塔
謎めいた各設備の説明がされました。
まとめると、
・幹部塔からは、オモチャの家への”リフト”とは別に、ダイレクトで王宮へ行ける
・人間病のオモチャやコロシアム敗退者達はスクラップ場へ落とされる
・ベタベタの能力で引き上げられ、オモチャに変えられる
・工場のような部屋。別の呼び名がある
「シュガーまたの名をォ?」「幹部塔」。
結局うやむやにされ、別の呼び名はわからずですが、何と呼ぶのでしょう。
「工場のような部屋」と言っているので「オモチャ工場」かな?
■ベタベタの実
ネバネバの実じゃなかった。「べへへへ」の笑い声にヒントがあったんですね。
キャベンディッシュに付いているベタベタの液は鼻水?
オモチャには付かないのか、トレーボルの意思でベタベタ解除できるのか。
いずれにしろ、これはパラミシアですね。
■ホビホビの実の能力まとめ
能力の詳細が明らかになりました。まとめると、
・食べた瞬間から年を取らない
・触れたものをオモチャに変える
・その時オモチャと”契約”を交わす
・”契約”はオモチャにとって絶対的なもので意思に関係なく従わさせられる
・オモチャにされるとその者に関する記憶が皆から消える
・能力者が気絶するとオモチャ化が解ける(はず)
以上。
ものすごい強力な悪魔の実ですね。
契約に「ファミリーの命令に従うこと」を盛り込んでいるので、トレーボルの言葉に逆らえないのでしょう。
「私語は謹んで」と言われているので、喋れなくなっています。
それ以前は普通に喋っていました。
工場で働くオモチャは同様の契約を交わしているようですね。
というか、簡単にオモチャになってしまったなキャベンディッシュ。
ハックも結局いつの間にかオモチャです。チンジャオは?
そうすると、地上にいて普通に人間と生活するオモチャ達は、別の契約をしているか、ファミリーに別の命令をされているのでしょう。
また、兵隊さんは人間に危害を加えているのでそんな契約をしていないのでは?
なるほどなるほど。
あと、”人間病”の理屈の謎が残っています。
■SOP作戦
シュガーが食べているのは普通にグレープ。なあんだ。
ウソップとロビンがシュガー目前まで迫ります。
そういえば、前にトレーボルが「お前の存在には誰も気づかない」、と言っていましたが、いま完全に狙われていますよね。
これを解釈すると、トレーボル達はそもそもSOP作戦を把握していないので、シュガーを狙っていることを知りません。(たぶん。気づいているかもですけど。)
「麦わらに工場を破壊させないこと」、これしかインプットしていないはずです。
よって、工場目指してやって来た麦わらの一味を、次々とオモチャにしてやろう、
という意味なはずです。
様々な偶然がドンキホーテファミリーの裏をかく状況を作ったと言えます。
さて、成功するか、それとも既に気づかれていて、さらに裏をかかれるか、、、
というところで、738話の感想に続きます。。。
次週休載なので再来週。。。