ベガパンクの研究及び伏線まとめ
名前だけはずいぶん前から出ているものの、未だ謎多きベガパンク。
やがて来る衝撃の初登場とエピソードをより楽しむ為に、ベガパンクの研究について、まとめてみました。
(ワンピース733話現在)
ベガパンクの人となり
■名前の初出
海軍の技術者、Dr.ベガパンク。
コビーはともかく、ヘルメッポまで素直にすごいという程すごいらしい。
■2年後
相変わらず世界一の科学者として、海軍科学班のトップに君臨している。
■年齢
海軍G-5が「ベガパンクのクソオヤジ」と言っていますので、結構中年なのかもしれません。
博士ですし白髪は必至?
■シルエット
なんだこの変なシルエット。
シーザーと対立していることから、悪い奴ではないということがわかります。
麦わらの一味とはどういう立場で絡んでくるのでしょうか。
航海技術の研究
■カームベルトを自由に横断できる技術
カームベルトとは、グランドラインを挟み込む2本の「凪の帯」。
つまり無風の海域のため、大型海王類の巣となっていて、これに狙われたらどんなに大きい船だろうとひとたまりも無い。
しかし、海軍本部の軍艦だけはカームベルトを通過できる。
その仕組みは、船底に海楼石を敷き詰め、海王類に船の存在を気付かせない。
というもの。
海楼石は海と同じエネルギーを発している。
”悪魔の実”関連の研究
48巻のSBSによれば、「本編にいずれ登場する、ある博士が”悪魔の実”という存在がどういうものなのか、説明してくれるはずです。」とのこと。
■物に悪魔の実を食わせる技術
今まで登場した”能力者”ならぬ”能力物”は、イヌイヌの実・モデル”ダックスフンド”を食った、銃の”ラッスー”。
ゾウゾウの実を食った、”象剣ファンクフリード”。
サラサラの実・モデル”アホロートル”を食った、ゲル状有毒ガス”スマイリー”。
■悪魔の実の伝達条件の解明
まだ本編で解説はされていませんが、関連すると思われる描写が2つありました。
それはスマイリーの消滅時、ただの果実が悪魔の実に変わったこと。
この現象を説明するとすれば、『能力者が死ぬと、近くの果実に能力が移り、悪魔の実に変わる。』という解釈がいちばん腑に落ちます。
そしておそらく白ひげの能力が黒ひげに移ったときも、この解釈で説明可能(黒ひげが布の中に果実を持って入ったと思われる)。
■人造悪魔の実
失敗作だという”人造”悪魔の実。
モモの助が食べて龍の姿に変身。
今の所、失敗作である理由は描かれていません。
実の渦巻き模様が天然物と違っていて、SMILEと似ていますね。
■血統因子の発見
”血統因子”がどういうものか不明ですが、これを応用しSADの製造に用いられていることから、当然悪魔の実にも関係するものと思われます。
噛み砕いて言うと”血筋の要素”ですかね。
つまりDNA的なものと思われ、悪魔の実だけでなく、”Dの意志”にも関係している可能性が高いと言えます。
生物の研究
■人工生物”ドラゴン”
空想上に伝わる姿そのものをし、パンクハザードの護衛のため造られた。
硬い皮膚をもち、空を飛び、火を吹く。
その肉は食えるみたいなので、トカゲ等を改良したのでしょうか?
小型になるほど後で生み出された進化型で、より素早く硬い。
パンクハザードで確認されたのは2頭でしたが、他にも複数体いそうです。
あくまで空想上の生物とされているので、錦えもんに災いをもたらしたドラゴンも人工生物か?
それともスマイルの能力者か?
また、大型のドラゴンは天竜人のお気に入りだそうで、ワノ国には天竜人が絡んでいる可能性も考えられます。
■人体の巨大化
兵力確保のため、何百年も前から世界政府が推進している研究。
4年前の時点では、成功はしておらず失敗を繰り返していました。
このときシーザーは「魔法じゃあるめえし、人間が急にデカくなるわけはねえ」と言っていました。ということは人間が”魔法のように急にデカくなる”伏線ですかね。
パシフィスタの開発
パシフィスタとは政府の人間兵器。
ボディは鉄より硬い鋼鉄でできています。
■PX-0(”元”暴君バーソロミュー・くま)
くまの体を改造して造られました。
このときのくまの一連のセリフで、「政府の天才科学者」「世界最大の頭脳を持つ男」「奴の科学力はすでに、これから人類が500年かけて到達する域にいる」と言われていました。
ちなみに、くま自身は政府と何らかの取引をし、”実験体”として少しずつ改造されていったとのこと。
戦争の時点ですでに記憶も人格も失っており、完全な人間兵器となっていました。
■PX-1〜
なお、パシフィスタはくまだけでなく、他にもクローンタイプが存在し、くまはPX-0、クローンタイプはPX-1〜の製造番号?があります。
クローンタイプは黄猿のレーザービームのような攻撃力を搭載しています。
(くまも口からレーザーが出る。)
戦争では同じ姿で20人程のパシフィスタが登場。
2年後にはそれらは試作品(プロトタイプ)と呼ばれ、さらなるパワーアップを遂げた新型が存在することを匂わせています。
少年時代の研究in未来国バルジモア
ベガパンクは、からくり島の未来国バルジモアに生まれ、その地で少年時代を過ごしました。
生家の研究所には、「スーパー見事」な、若い頃に考えた発明がごろごろ。
設計図一枚でも金に替えられない程の価値があるという。
■森の動物達を労働力に改造
下記発明を実現する為、森の動物たちをサイボーグ化して労働力としました。
■島ごと暖める”土暖房システム”(未完)
極寒に凍える国の人々のためにつくったのですが、未完成でした。
先を行き過ぎるベガパンクの発想に現実がついて来れず、皆を楽にしてやれないと泣く、純粋な少年だったようです。
ちなみにフランキーが研究所の自爆スイッチを押して、壊れてしまいました。
■砕氷船
これが世界初の砕氷船だとしたら、戦争で登場した”氷の魔女”ホワイティ・ベティの砕氷船もベガパンクの発明の賜物ということになります。
■”文化的”発明と”兵器的”発明
フランキーが自爆スイッチを押したため、大爆発が起きた”バルジモアの悪夢”。
大爆発で吹き飛んだ、生家の研究所(”文化的発明”が保管されていた)の他に、山の中腹に隠れ研究所があった。
ここでベガパンクは、”兵器的発明”を隠れて研究していたようです。
何のために・・・?
サイボーグアニマルもこの研究所で造られました。
他、戦艦から人間の細胞の研究まで、分野は多岐にわたっているようで。
細胞の研究は、パシフィスタ等のクローン的技術に活かされていると考えられる。
■合体ロボ
昔は実現不可能だったようですが、フランキーがワポメタルを導入し実現。
ベガパンクの昔の夢だったらしい。
■レーザー
2年後のフランキーがレーザービームを撃てるようになったことから、バルジモアの時点でレーザーの技術は完成していたと思われます。
パンクハザード研究所での研究
”秘密の部屋”こと、ベガパンクの所長室には様々な研究の痕跡が見られます。
DNA(二重螺旋モデル)、人工衛星のようなもの、地球儀のようなもの、など。
宇宙の研究までしているのなら、ワンピースの世界観が大きく広がりそうです。
伏線まとめ
どうやら少なくとも悪の科学者ではなさそうなベガパンク。
それでは何の為に兵器の研究などしているのだろうか。
相手が海賊とはいえ、人を殺傷するものを造り出しているわけです。
善悪の区別無しに、純粋に研究を楽しんでいるのでしょうか。
でもそれだったらシーザーを咎めたりはしないか・・・。
どういう形でルフィ達と出会うのか。敵か味方か。
また、出会うとしたらどこで?
ベガパンクは「海軍科学班」所属なので、パンクハザード無き今は、海軍本部にいるのでしょうか。
だとすれば物語の最終章あたりで登場する?(世界会議があるため、いつかはマリージョアへ向かうはずです。海軍本部はマリージョアの近くです。)
それとも別の研究島が存在するのか。
また、くまとの関係は?実は革命軍ともやりとりがあるのか?
などなど・・・まだまだ情報が少なすぎますね。