ワンピース 743話 感想
ONEPIECE 743「激震のドレスローザ」の感想と考察です。
このブログは、ワンピースの最新話を考察するブログです。
あらすじ詳細やネタバレ、画バレではありません。
なので、今週のジャンプ片手にどうぞ。
さて、シュガーが泡を吹いて倒れました。
ウソランドによって、SOP作戦は成功したようです。
ウソランドというか、ある意味シュガーの自爆なんですけどね。
オモチャにすべきでしたね。
シュガーの”意外な性格”が、”グレープ返し”(「あんたが食べて死になさい」)のかすかな伏線だったのですね。
もしシュガーがピュアな子供だったら、単純にオモチャにして終わりですからね。
ともかくオモチャ達がみんな元に戻っていきます。
あ、ドン・チンジャオもやっぱりオモチャになっていました。
この時、リク王と二人残っていたので、何か意味あるのかなと思ったんですけど。
また、コロシアムの敗者だけじゃなく、海軍もいますね。
しかも”正義のコート”を羽織っていますから、海軍将校レベル。
コロシアムに出場するわけないので、街でスクラップ場に落とされたのでしょう。
■次々と元に戻るオモチャ達
スクラップ場では主に元リク王軍の兵士が復活。
この時、リク王に敬礼していたオモチャ達ですね。
壊れて動かないオモチャも人間に戻れるんですかね。
■「すまねえドフィ〜」
トレーボルから悲報がドフラミンゴの元へ。
トレーボルは、「10年かけて増やし続けたおれ達のしもべ共」と言っています。
戦力にはなりませんが、決して逆らわない、従順な労働力としての「しもべ」なのでしょうか。
逆に言ってしまえば、シュガーが気を失うだけで元に戻ってしまうのですから、このように、すごい数の反乱因子が生まれるわけです。
だとすれば、スマイルのことより、まずは国の安泰を考えて、オモチャを処分すればよかったんですよね。
2000人も部下がいるんですから、彼らを労働者にするとかして。
まあとにかく、ドフラミンゴにとって最悪の事態が、いま起こっています。
■港町アカシアでも
今まで登場したオモチャが出ています。
腕を食われたオモチャや、
太鼓の兵隊さんも、
家族のオモチャも、みんな元に戻っていきます。
■ワンポコも
ワンポコもとい、ミロも人間に。
人間に戻った姿ですが、どうやらオモチャにされた当時の服装で戻るようですね。
しかし、ミロさんの背中には「not wanpoco」の文字が。
ワンポコじゃないのに、ワンポコにされてしまっていたミロさん、良かったね。
また、人間として流れた月日分の年を取っているのかどうか。
浦島太郎状態になるのだろうか。
■いろいろな人間たちが復活
コロシアムでは、サルのオモチャがゴリラに。・・ゴリラ!?
南の町セビオでは海賊が復活。
武器を持っているので、武器を持ったままオモチャにされたようですね。
東の町カルタではドレスローザの兵士達。
政府の役人、海軍将校、王様みたいな奴までいます。
さらにプリムラでは猛獣まで。
って兵隊さんが言っていたので、
てっきりオモチャ達はリク王軍兵士がほとんどだと思っていました。
ドンキファミリーは手当り次第に、逆らう奴をオモチャ化した事がうかがえます。
にしても、なんで猛獣まで?
■藤虎はどう判断する?
藤虎とバスティーユ中将のところにも連絡が来ています。
この事態をどう判断するか。
可能性としては、暴れる海賊を抑えに動くのかもしれませんが、オモチャ化が解かれた者の中には海軍もいます。
そこからこの国の闇が暴かれるのかもしれません。
■ゾロvsピーカは決着つかず
どこかに消えましたね。ドフラミンゴのもとか、シュガーのところかな。
ところでゾロがあんまり燃えていない気がするんですよね。
まあ、ピーカは剣士じゃないですし。
やっぱり剣を持っている藤虎か、”鮫切り”と戦ってほしいかな。
あと、デリンジャーは完全にオカマですね。「あたし達」だし、内股だし。
■英雄ウソップ
トンタッタ族によって、ウソップの銅像を建てることが約束されましたね。
でもウソップはしばらく戦闘不能ですね。
フランキーはどうなんだろう。
対戦カードを考えると、ルフィはドフラミンゴとだとして、他に最高幹部が3人。
こっち側は、ゾロ、サボ?、ロー??
■ドレスローザはパニック
どうやってドフラミンゴの信頼を失墜させるのか、と思っていましたが、オモチャから戻った人間達が”闇”を暴露することで、ドフラミンゴを悪とする流れになっているようですね。
ポイントは、忘れた人たちが、”忘れていた事を自覚した”ことでしょうか。
これをもって「それはドフラミンゴの仕業」とすることができますから。
例えば、忘れていたとも気づかずに、自然に、呪いが解けた人に接するのなら、こうはならないでしょう。
「思い出した」という感覚があるのは、意外と重要なことなんですよね。
あと重要なのは、リク王の信頼はどうやって回復するのか、ですかね。
■キュロス義兄様
ヴィオラもキュロスを思い出しました=キュロスを忘れていた事を自覚しました。
そして兵隊さんの記憶も失っていないようです。これも重要。
やっぱりキュロスは復活しても片足です。
「だから10年間・・愛する娘をずっと見守っていたんだわ」と言っていますが、では、なぜレベッカがコロシアムにいるのかが、まだ明らかになっていません。
ローの過去編もあるだろうし、まだまだこれからなのかドレスローザ編。
■「キュロスか!?」「はい!!」
「10年間!お待たせして!!申し訳ありませんっ!!!」
まるで時が止まっていたかのように、10年を経て同じシーンが再現されました。
さすがの演出ですね。
実際、キュロスとしての時は10年間止まったままでした。
レベッカとの時間は、あくまで兵隊さんとしてのもの。
父娘としての関係は、この10年間のうち、1秒たりともありませんでした。
ただ、上記のように”忘れていた事を自覚した”ことが今後効いてくると思います。
早くも、リク王がキュロスと兵隊さんの存在を一致させたようです。
また、キュロスは10歳分、年を取っているみたいですね。小ジワがあります。
■ドフラミンゴが死んだ!?
「うおー!ミンゴが死んだァ!!」
10年の時を越え、ついにキュロスの一撃が成就しました。
首はねスレイマンもびっくり。
ドフラミンゴの首が斬り落とされましたが・・・。
これで死んだワケないですよねえ。血ぃ出てないし。
では何が起こったか?
とりあえず可能性を列挙してみましょう。
A.本当に死んだ
B.影武者だった
C.イトイトの能力
D.誰かの能力
E.体が実は小さい(亀みたいになってかわした)
F.その他(思いつきません・・・)
有力なのはやっぱり”C”かなあ。
実はパラミシアではなくロギアで、イトイトの実の繊維人間だったとか。
でもベビー5もバッファローもビックリしてるから、どうだろなあ・・。
■ルフィは
ドフラミンゴを倒しにきたルフィは、急に標的がいなくなってしまいました。
ひとまずローを助けるために動きます。
一方のローは何が起こっているのか、さっぱりわかっていませんね。
でもルフィはローを助けてしまったら、もうあまり因縁はないんですよね。
スマイル工場を破壊さえすれば。
まだ幹部はほとんど倒していませんし、どう決着するのか。
■「真のドレスローザを取り戻しに来た!!」
ストーリー的には、ドレスローザが元のリク王政権に戻ってエンディング、だと思うんですが、まだまだ回収されていない伏線が多々あります。
13年前のケジメ、コラさん、ドフラミンゴの過去、カン十郎、マンシェリー姫、革命軍、バルトロメオの謎のカバン、ビッグマム、、、などなど。
それに麦わらの一味はどう絡むのか。
果たしてドンキホーテファミリーとは全面対決するのか。
■レベッカも思い出した
レベッカの涙が、ディアマンテに母を殺された悔しさから、父を思い出した驚き?の涙に変わったようです。
あの銅像が自分の父親だと気づいたハズです。
ですが、まだそれがイコール兵隊さんとは気づいていないでしょう。
果たしてレベッカはキュロスと一緒に暮らせるか。
■「物には必ず「核」がある」
サボも気づきました。
誰かを思い出したんでしょうか。
忘れられた者がいるということを、「それがどうやらこの国のカラクリ」とドレスローザの闇を突き止めました。
いや、知っていたのかも。
おそらく、瞬時の判断では無理があるので、ドレスローザに来た理由も含め、あらかじめ何らかの確証を得た上での潜入捜査だったのでしょう。
■革命軍は何しにドレスローザに?
革命軍の仕事とは、闇雲に国に革命を起こす事なのでしょうか。
たぶん違うでしょう。
奴隷の解放などを行なっているところから察するに、”国民のため”であることが、まず考えられます。
また、世界政府を敵にしている事とロビンを捜していた事から、それは空白の100年に絡む理由なのでしょう。
だとしたらもしかすれば革命軍の目的は、800年前に滅んだ巨大な王国の”思想”と同じものなのかもしれません。
後で詳しく考察してみたいと思います。
またこのドレスローザ編の中で、少しは明らかになると期待しましょう。
■サボの竜爪拳・”竜の息吹”
「ひとまず、試合に決着をつけよう」「用が出来た。優勝する」
ルーシー余裕ですね。
ところでサボの体術は「竜爪拳」と言うそうです。
そこからの「竜の鉤爪」だったり「竜の息吹」といった技名なんですね。
これはドラゴンの開いた流派だから”竜”が付くのか。
それとも錦えもんが遺恨があるという”竜”に由来するのか。
それはそうと、サボの顔はいつちゃんと出るのか。
後ほど大きな見せ場がありそうですね。
ドン!と。
■「地下へ向かってるから」
あれ、試合に決着をつけるんじゃなかったのか?
地下に向かうの?
たぶん勝敗は闘魚の背につけられた賞品を取る事ですから、誰が一番強いのかはうやむやにしたまま、ルーシーが賞品を奪い取る算段なのかもしれませんね。
「最後までリングに立ってた奴が優勝」だそうですので。
なるほど、よく見るとルーシー以外のリングは崩壊していってます。
「また無茶を」とハックが焦っていますので、これまでにもサボは無茶をしてきたことがうかがい知れます。
■スマイル工場を破壊する役者は誰だ?
さて、シュガーは倒れましたが、地下にはもうひとつの目的があります。
そう、スマイル工場。
これを破壊する事が、海賊同盟の、ドレスローザでのそもそもの目的でした。
工場とはいえ、実態は果樹園のような感じですから、「破壊」するというより、何となく、木を燃やして大火事でスマイル終了、って感じがするんですよね。
そうか、火か。火だな。
ルーシー(サボ)が地下に向かうという事は、メラメラ的な力で・・・
「火拳!!」とか言って。
・・・というアツいところで、744話の感想へ続きます。