ワンピース 748話 感想と考察
ONEPIECE 748「おれの恩返し」の感想と考察です。
このブログは、個人てきな感想&考察ブログです。
ワンピース最新話(748話)のネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
ジャンプ今週号を読んだうえでご覧頂ければ。
画像は考察のための引用です。最新話の画像に限りませんので、あしからず。
さて、爆笑のルフィ。
そのわけは、なぜか声高でしかもそれが”どコンプレックス”設定のピーカさん。
ルフィは昔からこういうとこありますからね。
無神経というか、デリカシーがないというか。
人魚のケイミーに「うんこ出んのか?」と聞くなど。
目の見えない藤虎は、この声を聞いてどんな姿を想像しているのであろうか。
盲目でも、見聞色の覇気が使えるハズなのに、「何やら大変な気配が」と悠長なこと言ってますが。
振り下ろされるピーカの拳に「もはやパンチじゃねェ!町が降って来る」と言う例えさながら、本当にピーカの腕に家々がくっついていますね。
周囲の地盤をそのまま自分の体として取り込んだ感じですね。
■みんな吹き飛ばされた?
その場にいたのは、ルフィ達、藤虎達、ディアマンテ軍幹部などですが、一旦みんな吹き飛んだのかな。
藤虎との戦闘はひとまず回避できたようで良かったです。
ところで、吹き飛ばされるローの背中に注目です。
なんか文字書いてますね。
と思って、先週号を見てみたら、背中のシーンありました。
「colazon」と書いているようです。
コラソン!(もしくはコラゾン??)
「コラさん」のことに間違いありません。コラさんからのお下がりなのか?
またはコラソン=ハートなので、単にハートの海賊団のデザインなのか。
気になるローの「13年前」は未だ描かれていません。
746話を読む前に知っておくべきいくつかの未回収伏線 - ワンピース考察ブログ??
■「オーズの比じゃねェデカさ」
オーズが例えとして出されましたね。
オーズは、スリラーバーク編で”ゾンビ”として登場した敵です。
もう30巻以上も前か。
そのオーズで、巨人族の”倍”だそうです。
しかし、ピーカはその拳だけで、オーズくらいのデカさはありそうな勢い。
とんでもないデカさですが、全くひるんでいないルフィやゾロに、二年間の成長が読み取れますね。
ゾロが「せめて倒し方さえわかれば」と言っているということは、やっぱりゾロが対決するのでしょうか。
サボが”竜爪拳・竜の息吹”で”核”を突きそうな気もしますが。
そういえば”キン肉マン”にもピーカと似たような奴がいたような・・・。
■キャベンディッシュ再登場
来ましたね。
ゾロが殺気を感じ取って、刀を抜きます。
が、その殺気はローに向けられたもの。
ウソップのおかげでルフィおよび麦わらの一味はもう狙わないそうですが、
ローも”最悪の世代”ですからね。
いきなりローに斬りつけるキャベンディッシュに、ルフィが間一髪のところでローを引っ張ってかわします。
その次のセリフに注目。
■「コイツはおれの仲間になったんだ!」「なってねェよ!!」
おや、ローのこと「仲間」と呼んでいます。ローは否定していますが。
ローは麦わらの一味の仲間になるんでしょうか。
一方、ローは仲間どころか、まだ同盟解消のつもりでいるようですね。
っていうか、手錠どうするんでしょうか。
鍵はヴィオラが一応持っているのかな。
■仲間
ルフィにとって、”仲間”と”友達”は全くの別物です。
仲間は、共に命をかけて冒険する仲間。
友達は、友達です。
当初、ルフィはローのことを「友達(みてェの)」と言っていました。
それがいつの間にか(調べた限りでは、コロシアム前広場でローが撃たれた後には)、「仲間」と呼んでいます。
ローが撃たれた時に何か心境の変化があったのでしょうか。
■ワンピース名物”ルフィの強引な勧誘”
ところで、麦わらの一味は、全員ルフィの勧誘で”仲間”になりました。
ご存知とは思いますが、良い機会なんで、ワンピース名物”ルフィの強引な勧誘”、一味バージョンをちょっとおさらいしてみましょう。
まず一人目は、ゾロ。
時系列は前後しますが、二人目はナミ。
三人目はウソップ。
四人目はサンジ。
五人目はチョッパー。
六人目はロビン。
・・・あ、これだけは例外で勧誘なしだ。
七人目はフランキー。
八人目はブルック。
こうしてみると、高確率で最初の勧誘は断られています。
そう思えば、ローも今は否定しつつも、いずれは仲間になり得るのでしょうか?
ちなみに、勧誘はしたものの結局仲間にはならなかったキャラもいます。
挙げていくと、、、まずガイモン。
続いてクロッカス。
続いてドクトリーヌくれは。
続いてアイスバーグ。
そしてここから少し暴走して、、
名も無きゾンビ達。
名も無きケンタウロス。
ってこれくらいか。意外と少なかったです。
基準は、いい奴、おもしれェ奴、すげェ奴、ってところでしょうか。たぶん。
■仲間のカタチ
ただし、”仲間”には例外もあります。
ビビと、ジンベエです。
仲間ではあるが、麦わらの一味ではない、というカタチ。
ビビはアラバスタを愛しているから、一味には同行せず、国に留まることを選択。
ジンベエは、ビッグマムとの間に仁義を通すため、後に合流予定。
まあ言わば二股は出来ないという、ジンベエの男気でしょうね。
魚人海賊団の船長という立場もあるでしょうし。
話をローに戻すと、これまでのローの認識としては、この関係は”絆”みたいなものではなく、単に”利害の一致”で手を組んでいるだけ、というものだと思われます。
今は否定していますが、この戦いの後には気持ちが変わっているでしょう。
しかし、ローはハートの海賊団の船長ですし、一味に入るには強すぎます。
また、船医のポジションにはチョッパーがいますしね。
というわけでおそらく、良くても”同盟継続”という形になるかと思われます。
もっと言うと、ビビやジンベエのように、ルフィの”仲間”という認識がここでまたさらに拡大するのかもしれません。
同盟でも”仲間”なんだと。
■ツッコミキャラ確立
蛇足ですが、ローのキャラが徐々に変化してきているのをおわかりでしょうか。
ローと言えば当初は泣く子も黙るクールキャラ。
二年後の再登場時にはその格好良さにシビレました。よね。
それが同盟を組んだ途端、一味のギャグペースに圧倒されてしまいます。
が、ここではまだツッコミはなく、”絶句リアクション”でした。
それから徐々に崩れてきて、ギャグ顔も出来るようになりました。
ノリツッコミになりかけていますね。
で、久しぶりにルフィに会えて、はいキャラ完成。
「なってねェよ!!」
うん、いい顔です。
再登場時のキメ顔からは想像もつかない。
では、ローが仲間になるならないはこのくらいにしておいて、キャベンディッシュとのシーンに戻りましょう。
■「ドフラミンゴ程の凶悪な海賊を倒せば新聞社が放っとかない!」
・・じゃなくて、懸賞金が上がるでしょうなあ。
世界の安定を望む海軍に対して、ルフィのせいでまた二人も七武海が減ったとなれば、そりゃもうドン!と。
あ、キャベンディッシュが仲間というのは面白いかも。キャラ濃いし。
ハクバの設定が今のところ宙に浮いていますし。。。
■コロシアムの強豪達
登場したのは、八宝水軍のチンジャオ&サイ&ブー。それに巨人ハイルディン。ブロデンスの王エリザベロー2世&ダガマ。アブドーラ&ジェット。偽りの冒険野郎オオロンブス。破壊砲イデオ。首はねスレイマン。足長族ブルー・ギリー。以上12名。
ダガマのたんこぶはエリザベローに殴られたのでしょうね。ダガマは賞金に目がくらんでいましたので。
この人たち、メラメラの実がどうなったのか、興味はないのかな。
■おれの恩返し
それぞれがウソップへの恩返しとして、ドフラミンゴの首を狙うようです。
タイトルの「おれの恩返し」はこいつら全員のことを言っていたんですね。
ルフィだけはレベッカの弁当が恩返しの対象ですが。
そして我が強すぎて誰も援護に回りませんが、まあ一応共闘するようですね。
全員フォワード状態ですか。成立しますかね。
ところでこの展開、インペルダウン編や戦争編を思い起こしますね。
このとき、ミホークはルフィの「その場にいる者達を次々に自分の味方につける」性質を指して、「この海において最も恐るべき力」と指摘しています。
今回の場合は、厳密にはウソップに対してかもしれませんが、大まかにはルフィのその力とくくって良いでしょう。
おそらくこの先の新世界を攻略するには、この力が必要となるのでしょうね。
■コロシアムの強豪達その他
賞金目当てに麦わら連合、いや、ゴッド・ウソップ連合に襲いかかってきたのは、同じくコロシアムの選手達。
どうやらコロシアム出場者全員が協力的ではないようです。
そういえば、まだ出てきていない強豪達もいますね。
えーと、まずケリー・ファンク&ボビー・ファンク。追い剥ぎのジャン・アンゴ。
あと、呪術師マミー。放火魔ダマスク。軍隊長ローリング・ローガン。剣闘士アキリア。剣闘士メドウズ。
剣闘士はレベッカの味方なのでそっちに合流するかもしれません。
その他はウソップを狙うのか、ドフラミンゴを狙うのか。
また、ボスに見捨てられたベラミーの動向も注目ですね。
たぶん良いところで現れてルフィに協力してくれることでしょう。
あと、最も大きな不確定要素であるバージェスも忘れてはいけません。
黒ひげの一味は、白ひげからグラグラの能力を奪ったように、死者から悪魔の実の能力を取り出す方法を知っています。
ここは、メラメラの能力を狙って、サボの命を取りにくる可能性が高いのではないでしょうか。
共闘すればものすごい戦力ですが。
■vsピーカ
ピーカの巨大な腕をゴッド連合は難なく打ち砕きましたが、これだとゾロの疑問解決にはなっていないですよねえ。
核ですよ、核。
さて、吹き飛んだ藤虎はどこに行ったのか。
スマイル工場あたりだと展開的に面白いのでは。。。
・・・というところで、749話の感想に続きます。