ワンピース 749話 感想と考察
ONEPIECE 749「すすめ!!曲者軍団」の感想と考察です。
この記事には、画バレ・文字バレの詳細はありません。
最新話(749話)のワンピースについて、それぞれの場面を考察していますのでネタバレがあります。今週のジャンプを見ていない方はご注意ください。
ところで我らが尾田先生が入院なさってしまい、次週と次次週は休載です。
待ち遠しい750話は、残念ながら3週先になりました。
ご健康をお祈りしながら、ご復活を待ちましょう。
肩にバズーカ付けてもらうそうですので楽しみですね。
この休載の機会に、書きためていた考察記事を数本アップしようと思います。
さて、ゴッド・ウソップへの恩返しのために集結した曲者軍団が前進します。
メンバーは、キャベンディッシュ、チンジャオ、サイ、ブー、ハイルディン、イデオ、ブルー・ギリー、スレイマン、オオロンブス、エリザベロー、ダガマ、アブドーラ、ジェット、の13人。&ウーシー。
この中で覇気を使うシーンがはっきり描かれているのは、チンジャオとブー。だからおそらくサイも使えるでしょうし、キャベンディッシュももちろん覇気使いだと思います。
それにしても、ドンキホーテファミリーの部下達は弱いですね。こんなのを二千人も入れているのに、ベラミーはなぜ入れないのでしょうね。
というかこいつらは海賊なのでしょうか。どっちかというとマフィアっぽいですが、船に乗ったりするのかな。
組織的には、ドレスローザのマフィアである「ドンキホーテファミリー」と、その幹部で構成された「ドンキホーテ海賊団」がある、ってことでしょうかね。
確かに「ドンキホーテ海賊団」と銘打たれていますよね。
■「”美剣”!!白鳥の湖(スワン・レイク)!!」
「美剣」を繰り出すキャベンディッシュ。
技は他にも「青い鳥(ブルーバード)」があります。
戯れに、その他の「美剣」を考えてみましょう。
「真紅の薔薇(レッドローズ)!!」
「星屑(スターダスト)!!」
とかね。
ところでキャベンディッシュはハンコックの前ではどうなるんでしょうね。
美vs美。
やっぱり石になっちゃうんでしょうか。
■ジェット&アブドーラの役割
ちゃっかりウーシーに乗り込んでいたジェットとアブドーラ。
実は最初からウーシーにつかまっていましたね。
そしてもっとよく見ると先週号から二人はつかまっています。
この二人の役割は何なんでしょう。果たして役に立つんでしょうか。
■ゴムゴムの灰熊銃(グリズリー・マグナム)炸裂
現時点でのルフィの最強技のひとつ、ゴムゴムの灰熊銃”で、巨大なピーカの頭部を破壊しましたが、やはりダメージなし。
それにしても巨大です。どのくらい巨大なのか、比べてみました。
クラーケン。よりも全然デカイみたいです。
海王類くらいかな?(適当)
おわり。
■イシイシの能力”岩石同化人間”考察
「どうやら今の頭はただの石だ」
「今おれ達が乗っている場所もただの石像」
「本体はあそこにいる」
つまり、巨大なピーカはいわば自由に変形できる”着ぐるみ”で、本体はロビンのようにどこからでも出て来れる、そして本体と着ぐるみが分離したら、着ぐるみはただの石となって動かなくなる。ということでしょうか。
別に巨大なうちは倒せないわけではなく、本体がどこかに潜んでいるんでしょうね。ただ王宮や大地とつながられたら、いくらでも潜む場所があるということですね。
■ゾロvsピーカ
刀を持ち出してしまったピーカ。
ということは、これでゾロの相手としては決定的ですね。
ゾロはスーツ姿なので、ゾロの本気の証”黒バンダナ”が似合わないと思いますが、本気を出せるのでしょうか。
ちなみにこの肩、トゲがあってよく考えるとフランキー並みの異形ですよね。
上のコマで、肩に縫い傷のような線を発見しました。
トゲショルダーにするための手術跡かな?と思ったのです。
どうでもいいのですが。
■「麦わらは石像の背を渡ってる」
つまりルフィはピーカの腕を登って、肩を越えていま背中を下っているんですね。
逆に遠回りしてしまったようですね。
■「おれもハラを決めた」
「お前らに持ちかけた作戦は遠回りにドフラミンゴを潰す手段だった」
やっぱりそうでしたね。やっとハッキリ言ってくれました。
746話を読む前に知っておくべき未回収伏線、の前置き - ワンピース考察ブログ??
ここで考察した通りでした。
でもそうなると、ローの本当の狙いはカイドウではなかったということになり、ドフラミンゴをここで倒せば、ローの目的は果たされてしまうということになります。
すると、ローと同行する理由が薄れてしまいますね。実際ローはもう同盟解散したつもりでいるようですし。
■「ドフラミンゴの実の弟だ!」
何とも切ない表情です。
ついにローから語られる過去。次回は過去編でしょうか。
ただ、ルフィはそういうの聞かないからなー。寝てしまうかもしれませんよ。
この時とか。
この時とか。全然聞いていませんね。
■元ドンキホーテファミリー最高幹部コラソン
何と。
ドフラミンゴの肉親とはまさか思いませんでした。
というか、これがコラソン・・・!?
ドフラミンゴにそっくりですね。
ドフラミンゴよりちょっと、鼻とアゴがとがって・・・あれ、これって・・・
このシーン。
これってもしかしてドフラミンゴではなく、コラソンだったのかも!?
これは映画”ストロングワールド”の公開に合わせて描かれた、”第0話”です。
そしてここにいるのは、ロジャーの処刑にローグタウンに居合わせた面々です。
七武海やバギーとシャンクス、ドラゴンまでロジャーの最期を見届けていました。
このとき、ドフラミンゴの顔がなんか違うなと、ずっと違和感だったのです。
どうでしょう?
すぐにピンと来て見返してみたのですが、見ると意外に違うような・・・。
でも、現在のドフラミンゴよりも確かに鼻とアゴがとがっていますよね・・・。
微妙。
■新たになったコラさん情報
予想できていたことも予想だにしなかったこともありましたが、コラさんについての情報をまとめてみましょう。
・元ドンキホーテファミリー最高幹部
→現在空席の”ハート”の席に座っていたと考えられます。
・名前はコラソン
→スペイン語で”ハート”という意味だそうです。
・ローが大好きだった
→ハートの海賊団を継いで?いることからも慕っていたことが窺えます。
・13年前にドフラミンゴに殺された
→ローの言う、「13年前のケジメ」の件ですね。
ワンピース 729話 感想&考察 - ワンピース考察ブログ??
・ドフラミンゴの実の弟
→これにはビックリ。家族は殺すのに、ファミリー幹部は家族のように大事??
・ローに命をくれた恩人
→これはどういうことなんでしょう。推理可能かな・・・。後述します。
■ローの言動から考えるコラさん
さて次は、ローの発言等を根拠に若干の推察をしてみましょう。
・ローは”鳥カゴ”を知っていて、恐れ、「皆殺しにするつもりだ」と発言
・ローはコラさんの「本懐」を遂げたい=13年前の「ケジメ」
・ドフラミンゴはそれを「逆恨み」と表現
・おそらくコラソンの言葉「Dはまた必ず嵐を呼ぶ」でドフラミンゴにキレられる
・ドフラミンゴに敗れて無念そうに「コラさん・・・」と思う
以上のことから、推理をつなげてみましょう。
■コラソンの本懐とは?
まず、ローの目的は何よりも”ドフラミンゴの命”でした。
これは”勝ち負け”ではなく”確実に殺したい”ということです。
そのためにスマイル工場を破壊し、カイドウを怒らせようとしているのです。
それがローの全て。
それが出来れば、ここで死んでもいいという覚悟がありました。
そしてそれは「あの人の本懐を遂げる為、今日まで生きてきたんだよ!」というセリフから、ドフラミンゴを殺すことが即ちコラさんの本懐と読みとれます。
本当のところはわかりませんが、何にせよ、つまりそれはローに受け継がれたコラさんの意志なのです。
それを「逆恨みだ」と言っているので、ドフラミンゴとしては、コラソンを殺されたためにローが復讐しようとしている、と解釈していると思われます。
また、「逆恨み」という表現から、コラソンが死んだのは仕方の無いことだった、というドフラミンゴの思いがわかります。
つまり”鳥カゴ”に巻き込まれて、仕方なく死んだと考えると辻褄が合います。
■ローに命をくれた?
これは、その”鳥カゴ”のときなのか、ローとコラソンの出会いのときなのか、いつなのか、根拠のある推理ができません。
ただ、以下のセリフに関連している可能性は高いと思います。
「弱ェ奴は、死に方も選べねェ」
これって、ローが過去の自分に重ね合わせているのではないでしょうか。
これもコラソンのセリフだったのかもしれませんね。
死にそうだったローを、コラソンにそう言われて助けてもらった。
それでローは強くなった、または強くなろうとした。
・・・のではないかな、と。
もうひとつ。
ローの”親切”もコラソンに影響を受けているのかもしれません。
コラソンがローに命をくれた理由が、”ただの親切”だったとしたら、ローがコラソンをそこまで慕うのも納得できますよね。
「人に親切にしときゃあ、てめェにいい事があるって言うだろ」
これもコラソンの教えなのかも。
以上です。
なぜ殺されてしまったのか、ローに受け継がれたコラソンの意志とは、本当にドフラミンゴを殺すことなのか、そこまで考えるにはまだ情報が少なすぎました。
次回を楽しみに待ちましょう。
今週はページ数も少なかったですね。
尾田先生のご回復をお祈りします。
それじゃ、750話の感想に続きます。