ワンピース考察ブログ??

ONEPIECEについて、さまざま考察してみるブログです。最新話の感想&考察、伏線考察、セリフ解釈などなど。

ワンピース 750話 感想と考察

ONEPIECE 750「戦局」の感想と考察です。

本記事では、ワンピース最新話(750話)をシーンごとに考察しています。

750話のネタバレ、あらすじ、画バレを多少含んでいますので、ご注意ください。

ジャンプの今週号を見た後に読んでいただければと思います。

なお、画像は考察のための引用で、必ずしも今週号のものではありませんので、紛らわしかったらすいません。

 

さて、休載明け待望の最新話でしたね。

ローの過去編には行かず、状況を整理する回でした。

 

カラー扉絵には”曲者軍団”たちが描かれています。

手前のソファ席には主役級の面々が。

ルフィ、ゾロ、ロー、キャベンディッシュ。・・・キャベンディッシュ!?

・・・ということは、キャベンディッシュが今後重要な役回りを担うことを予感させてくれますね。ハクバの登場も中途半端というか消化不良気味でしたしね。

 

 

 

その後ろには、バルトロメオ、ウーシー、八宝水軍のサイ、格闘王イデオ、ジェット&アブドーラのコンビ。

バルトロメオが後ろでキャベンディッシュが前なんですね。なるほど。

その他のメンツは枠外。チンジャオがサイより後ろか。体格の都合上かな。

 

■進め!曲者軍団!

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コロシアムで雑魚だったキャラが活躍しています。

それにしてもドンキホーテファミリーの下っ端の弱さは何なんでしょうね。

海賊でもなさそうですし。街のチンピラって感じでしょうか。

ファミリーの幹部がコロシアム軍団と対で描かれているということは、コロシアム軍団vsファミリー幹部という、対決の構図の暗示でしょうか。

 

■戦局

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今回の話はこれが全てですね。

各自の行動確認です。

 

王宮へ向かってくる戦局は、現在4ヵ所だそうです。

戦局1.キュロス

戦局2.コロシアム軍団

戦局3.ルフィ&ロー(withアブドーラ&ジェット&ウーシー)

戦局4.ゾロ

 

王宮にはドフラミンゴ、ディアマンテ、トレーボルがいると思われます。

その途中にピーカ、海軍、ベビー5達が道をふさいでいるというわけです。

ジョーラとバッファローとシュガーは・・・、早くも脱落したようです。

 

■キュロスサイド

キュロスを狙う一般市民ですが、キュロスは彼らを傷つけること無く、銃撃をかわして先へ進みます。

これはアレですね、”ジェットウォーク”ですね。 

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見聞色の成せる技ですね。

「やらねばならない事」ってのは、今は素直に”ドフラミンゴの首を取る事”と受け取っておきましょう。

 

■旧・王の台地

ゴッド・ウソップ率いるロビン、トンタッタ族、レベッカ、バルトロメオ、ハック、そして途中でタンクとも合流して、王の台地へ到着。

ロビンのハナハナの能力で、手をネット上に組んで壁を登って来たようです。

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747話で「みんなに合流できる」と言っていたロビンですが、ルフィがいなくなるのは承知の上だったみたいです。

ということは、キュロス、リク王、ヴィオラたちとの合流をとりあえず目指したんでしょう。そこにいるメンバーをゾロに聞いていましたから。

ちなみに、この機にワンピース名物”ルフィの特攻”をまとめてみようと思いましたが、あまりに多すぎるのでやめました。

 

■再会シーンはカット? 

ところで、味方勢はここでみんな合流しましたが、この集合のシーンでは、さまざまな”再会”が省略されていると思いませんか。

まレベッカとリク王。

レベッカがリク王を覚えていなくても、子どもだったからまあしょうがないとして、リク王のリアクションも全く描かれないんですね。

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少なくとも、このシーンに対する何らかのフォローは見たかったのですが。

「リッキーはおじいさまだったのね」とか、「レベッカ今まで苦労させてすまなかった」とか。

あと、元リク王軍隊長のタンクがさらっと合流していますが、レベッカとの関係性とか、ヴィオラとの関係性とか具体的にはどうなのか、とか。まあいいですけど。

あとは、トンタッタ族とリク王。

トンタッタ族は兵隊さん率いる「リク王軍」として今までがんばってきました。

そのリク王にやっと出会えた感動とかもカットされていますねえ。

 

一方、レベッカとヴィオラの再会はちゃんと描かれました。

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「あ!!ヴィオラさんっ!!」

なんか軽いですけどね。

レベッカはヴィオラをかなり慕っているようです。

ヴィオラはドンキホーテファミリー幹部の立場を利用して、レベッカにたびたび会っていたのかもしれませんね。

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サンジに心を開き、麦わらの一味に賭けた瞬間のこのシーン、ヴィオラ(=ヴァイオレット)は相当ドフラミンゴに恐れをなしています。

レベッカのこともドフラミンゴの報復を恐れて、コロシアムから逃がして自由にしてあげることはできなかったのでしょうね。

 

■「あいつらが何だと言うんだ!!海賊だぞ!!」

あ、手錠の鍵はルフィがその辺に落としていったようですね。

さて、ご都合から言えば、後に復権するであろうリク王にルフィの功績を理解してもらうことで、またひとつルフィは国の代表に感謝され、国とのつながりが持てるのです。

これが、後々”世界会議(レヴェリー)”という、一大イベントに活きてくるのだと思われます。

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「今年は”世界会議(レヴェリー)”、否が応でも世界は動く」

計らずも、今まで関わった全ての国はルフィの味方です。

世界がどう動くのか。

”ワンピース”と何か関係があるのか。

 

まあそれは今は置いといて、結果を出せばリク王の信頼を得られるでしょう。

結果とはつまりドフラミンゴの打倒です。

ルフィの戦いの根元は、レベッカのためです。

正確には「レベッカに弁当おごって貰った恩」のため。

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海賊同士の抗争ではなく、他人のために戦うルフィの姿を見て、リク王の心もきっと開かれるでしょう。

 

■「彼らには聞こえないのよ」「この国の”怒りの声”が・・・!」

早速、答えが出ましたね。

藤虎の意味不明発言に対する答え、こういうことだったんですね。

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こちらで詳しく考察していますが、大体合っていたようです。たぶん。

藤虎の人物像と海軍の行動に関する考察<前編> - ワンピース考察ブログ??

藤虎の人物像と海軍の行動に関する考察<後編> - ワンピース考察ブログ??

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じゃ、ヴィオラのセリフに合わせて、藤虎のセリフを解読してみましょう。

 

「世界政府が称号を与え、この国に君臨した”海賊”ドフラミンゴに、私達はこれだけのキズを負わされたのに」

 

→要するに、七武海とはいえ、”海賊”を国王と認めた世界政府の任命責任ということですね。国の王となるには、一応世界政府の認定が要るようですね。

 

「今更「正義」をかかげた海軍や政府なんかに助けて欲しくない!」

 

→ヴィオラのこのセリフは国民の声そのものなのです。

多分これが、藤虎がドフラミンゴを捕らえようとしない理由なのではないかと思います。藤虎は国民のことを第一に考えてますから。

この場は麦わらとロー達を逮捕することで”ゲーム”を終わらせ、改めてドフラミンゴに対処するつもりなのでしょう。

 

「彼らには聞こえないのよ、自ら出した犠牲者の声が・・」

 

→自ら犠牲者を出しておきながら、助けるのか。何やってもいいんですか、と。

で、「世界政府ってのァ、神かなんかですか」につながるわけですね。

 

「この国の”怒りの声”が・・!」

 

→これはストレートに、「ずっと聞き流して来たんですかい、この怒りに満ちた悲鳴を。彼らは泣いてんじゃねェよ、怒ってんだよ・・・!!!」のことですね。

 

以上です。

 

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ちなみにこのシーン。

ギロギロの能力を持つヴィオラが、麦わら達のウソの無い”言葉”と、まっすぐな”心”を語ることで、リク王にとってはものすごい説得力を持つんですね。

それで、レベッカのためにドフラミンゴをブッ飛ばすと約束するルフィを思い返している、というわけです。

それでもまだ、”海賊”には慎重な様子のリク王ですが、海賊に国を盗られたのだから無理もないですね。

ルフィについては、ウソップと何か語り合うかもしれません。

 

■3手に分かれて行動

することになりましたね。

レベッカ、バルトロメオ、ヴィオラも?それとレオとカブさんで、ローの手錠を届けに王宮へ。

インヘルはじめ、他のトンタッタ族はスマイル工場へ。ハックも行くかな?

タンク、リク王は王の台地に留まる、と。ウソップとロビンもたぶんここかな?

そういうわけで、こちらでも戦局が3つ。

というか、インヘルって言うのか。ロビンの乳にムニュッとなってた奴。

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・・・・。

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!!!

 

あと、トンタッタ族の体力というか、回復力はスゴいということがわかりました。

 

■変態vs変態リターンマッチ

またもうひとつの戦局。

守備が手薄なスマイル工場にフランキーがビームを放ちますが、セニョール・ピンクによると、ビームは効かないそうです。

どっちが変態かケリをつけに来たらしいですが、そのままセニョール脱落かな?

 

その後、どうやって破壊するのでしょう?

やっぱりサボ?

 

■ルフィ&コロシアム軍団ふたたび合流

サボのおかげでコロシアム軍団は海軍をすり抜けて、結局ルフィと合流。

海軍が何千人もいるそうですが、ヴィオラによると「最低でも三千人以上の海兵がこの国に入ってる」そうです。

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それと、どうでもいいですが、折れたハズのウーシーの角が生えています。

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ミスですかね。

 

■サボvs藤虎

で、最後にこの戦局。

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大将+中将二人+海兵3千人を目の前にして、この余裕。

頼もしい兄ですね。

・・・兄だって、バラしていいのか?

 

ところで、サボは覇王色を持っているのでしょうか。

ま、エースもルフィも持っていたのですから、サボも覇王色を使えても何の不思議もありませんよね。

革命軍では二番手ですが、エースだって白ひげよりは下でしたし。

 

ともあれ、この局面はどう決着がつくのでしょうか。

藤虎は、世界政府に対して憤っているあたり、海軍より革命軍のほうが思想的には近い気がしますが。

サボの口から「なぜドフラミンゴを捕らえない?」とか聞いてほしいですねえ。

意外と話が合うかもしれませんよ。

 

■他の戦局

忘れちゃいけません。錦えもんを。カン十郎を。

ベラミーを。

ファンク兄弟をはじめ他のコロシアム軍団を。

そしてバージェスを。

 

他にもキャラいますけど、もう出てこないんでしょうかね。

バルトロメオの参謀、宣教師ガンビアとか。

きっと”あのカバン”を持って来てくれると期待しています。

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意味深・・・ですよねえ、どう見ても。

このまま放置ってことはないと思いますが・・・。

 

というわけで、今回は各自の状況整理の回でした。

では、751話の感想に続きます。。。