ワンピース756話の感想など。
ONEPIECE 756「4段目」
ワンピース756話の個人的な感想と考察です。
ネタバレ・画バレがありますので、今週のジャンプを読んでからご覧ください。
なお、本文中の画像は全部が最新話(756話)のものとは限りません。
さて、今週はカラー扉絵だったため、「ジンベエの海侠一人旅」はお休み。
で、そのカラー扉絵はと言うと、一味がそれぞれ鏡の前に立っている様子。
何やらおめかしや準備をしているようですので、この続きがもしあるとしたら、”ドレスアップした麦わらの一味が勢揃いした画”、ですよね。
今週の扉絵はその前段階。
なぜ勢揃いした画じゃなくて、準備風景なのか?
多分、今週告知された”第5回キャラクター人気投票開催”の伏線なのでしょう。
要するに、今回のカラー扉絵は、人気投票の順位発表ドン!のための準備風景。
・・・なのではないでしょうか。
順位発表のときの、一味の服装に注目しましょう。
・・・
さ、軽く考察を入れたところで本編いってみましょう。
■「私がここ数年覗いていない場所」
ヴィオラの千里眼が発動。
まず、ヴィオラは、ヴァイオレットとして王宮に出入りしている間、「トンタッタのマンシェリー姫を捕らえているなんて聞いたことがなかった」そうです。
続けて、「どこにいるの?」「私がここ数年覗いていない場所」と言っています。
つまり、「ここ数年」以前は、ヴィオラは王宮内をくまなく覗いていたのかも。
そしてその時はマンシェリー姫はまだ捕らえられていなかった。
マンシェリー姫は「ここ数年」の間に(ヴァイオレットには内密に?)捕らえられたのかもしれない、ということが言えます。
また、ドンキホーテファミリーは、”マンシェリー姫の病気を治すため”というウソをネタに、トンタッタ族にスマイルを作らせています。
トンタッタ族もそのウソを信じ、姫の病気を治すためにと、がんばってスマイルを大量生産します。
これらのことから、マンシェリー姫が捕らえられた時期と、スマイル工場が本格稼働した時期は重なるのではないか、という仮説が立てられ、それは「ここ数年」と考えられます。
前回の記事で、スマイルおよびスマイル工場は何年前から存在するのか?という考察を試みましたが失敗しました。
それが今回、時期を少し絞りこむことができました。
よかったよかった。
■「ええ「千里眼」よ」「サンジが欲しがりそうな能力だ・・・!」
さすがウソップ。
よくわかっていらっしゃる。
透明人間になる必要もないですもんね。
ま、ウソップも人のことを言えませんけどね。
証拠VTR。
いや、そんなことより瀕死だったウソップ、驚異の回復力です。
■錦えもん&カン十郎合流
やはり王の台地に来ましたね。
ウソップとカン十郎は初対面ですが息ピッタリ。
カン十郎はギャグ要員なのかな。
強さはどんなものなんでしょう。
一応”侍”ですからね。
海軍も近寄れない程の強さ、と言われています。
■天狗伝説?
ちなみにウソップのことは「天狗の御仁」と。
錦えもんも最初は「妖怪大天狗殿」と呼んでいました。
これは・・・。
今回のウソップの働きは、グリーンビットでは”ウソランド伝説”として語り継がれるのでしょうけど、ワノ国でも”天狗伝説”ができそうじゃないですか。
また、「恩人」とも言っています。
でも、カン十郎はオモチャになっていませんし、ウソップに何の”恩”を感じているんでしょうか。
地下から出られたこと?錦えもんに再会できたこと?
錦えもんがウソップのことをどう紹介したのか、にもよるのでしょうが。
そう考えれば、パンクハザードでのモモの助救出の件かな。
麦わらの一味全員が恩人ってことでね。
■おしおき部屋
ここでスカーレットのエピソードをはさんでスカーレットを意識させておいて、今週ラストの、因縁の邂逅を際立たせるわけですね。
さすがです。
■「破裂弾丸(パンク・バーラ)」
ゾロの余韻にまだ浸っているバルトロメオ。
バリアを張る間もなく、グラディウスの技をまともに喰らってしまいました。
先週ロビンに注意されていたのに。
言わんこっちゃない。
この技ですが、おそらく銃の弾丸か何かを膨らませて、敵のいる位置で破裂させる、みたいな技ですね。
で、それを蹴って爆風を利用しながら、グラディウスは飛んで来たんですね。
飛べる奴が多くなってきましたね・・・。
とにかく、ここでレベッカだけ先へ進むことになりました。
■「必殺顔面ビックリ箱」
ではもう一度見てみましょう。
うむ。
■「麦わら達、彼女の存在を知らないわよね!?その能力も」
確かに、一味の中でシュガーの存在と能力を知っているのは、ウソップ、ロビン、そしてフランキーのみです。
あ、ルフィも聞いていましたが、それを覚えているようなタマじゃありません。
どいつがシュガーなのかもわからないでしょうし。
しかし、オモチャにされた経験のあるキュロスやキャベンディッシュが一緒なら、能力を知ることが出来そうです。
ただ、例えばキュロスはディアマンテと、キャベンディッシュはトレーボルとそれぞれ戦うことで、戦力が分離されてルフィとローだけになるのだとしたら少し危ないですね。
特にルフィはオモチャになりそうな匂いがぷんぷんしますね。
■シュガー復活
やっぱり前週の「デカ人形」はシュガーの能力だったようです。
復活はしたものの、”長いもの恐怖症”になっているシュガー。
それはともかく、この先どうやってシュガーを倒すんでしょうね。
まさかルフィがブン殴るというわけにもいかんでしょうし、描写的に。
ローだったら何とかなる・・・かな。
■頭割り人形
くるみ割り人形の、くるみじゃなくて頭を割るための戦闘人形といったところでしょうか。
ものすごい攻撃力のようです。
キャベンディッシュの愛馬ファルルがここで戦線離脱のようです。
そして、こちらの攻撃は効かない様子。
ルフィの「ジェット銃」もキャベンディッシュの「”美剣・円卓”(ラウンドテーブル)」も効いていないみたいです。
オモチャだからダメージを受けない、というのは無いでしょうね。
キュロスが兵隊さんの時にダメージを受けていますから。
というか、普通にオモチャにされた連中と、この”頭割り人形”は多くの点で異なります。
相違点を列挙すると、、、
・大きい
・しゃべらない
・皆同じ姿形
・不死身?
・意志がない?
■ホビホビの能力 再考察
こちらの記事でホビホビの能力をまとめていますが、今回の”頭割り人形”で、項目を付け加える必要がありますね。
それは、
・どのようなオモチャにするかは、シュガーの思うまま
・特に意識しなければ適当なカワイイオモチャになる?
です。
頭割り人形は、戦闘に特化したオモチャなのでしょう。
ただ標的に向かって襲いかかるのみ。
だから大きいし、不死身だし、形のバリエーションも必要無い。
それとついでに、ウソップが触れられてもオモチャにならなかった件。
・触れてオモチャにするかしないかはシュガーの意志による
ということなのでしょうね。
■グラディウス&頭割り人形 vs ロビン&バルトロメオ
レベッカもいっしょに落ちてくればローの手錠も外れたでしょうに、運悪く先にひまわり畑へ行ってしまいました。
ロビンはルフィとローとキュロスを先に行かせようとします。
キャベンディッシュはどうするんでしょうか。
ロビンは初対面なので名を呼ばなかっただけと思いますが、キャベンディッシュ本人にしたら、ファルルをやられていますからね。
ここに残って人形を倒してから行くんでしょうか。
でも剣技はこの人形と相性が悪いみたいなので、ファルルを置いてでも先に行くかもしれません。
■4段目
一人になってしまったレベッカの前に、ひまわり畑で寝ていた?ディアマンテが現れました。
これは大変です。
力の差は歴然。
くやしいですが、とても勝てる相手ではありません。
非道ですね。
もしレベッカが約束を覚えていれば、”赤い花畑”でキュロスを待ちましょう。
キュロスが必ず迎えに来てくれるはずです。
そして圧倒的な力の差をもって、スカーレットの仇を討ってもらいましょう。
・・・というところで、俄然、緊迫した状況になってきました。
このまま対戦カードがそれぞれ決まっていって、敵を倒して終わり、とスムーズにいくのでしょうか・・・。
757話の感想に続きます。。。