ワンピース考察ブログ??

ONEPIECEについて、さまざま考察してみるブログです。最新話の感想&考察、伏線考察、セリフ解釈などなど。

ワンピース752話の個人的感想と考察

ONEPIECE 最新話752「掌」の感想と考察です。

この記事は、最新話752話のワンピースをシーンごとに考察しています。

記事の構成上、752話のネタバレや画バレがありますので、ジャンプ今週号をまだ読んでいない方はご注意ください。

なお、本文中の画像は全部が最新話のものとは限りませんのでご了承ください。

 

さて、まずは先週から始まった新しい扉絵連載。

タイトルは、短期集中表紙連載の第二十一弾「ジンベエの海侠一人旅」です。

「海峡一人旅」ではなく、「海侠」ですね。

海の任侠、”海侠のジンベエ”でしたね、通り名は。

ちなみに”任侠”とは、「仁義に厚く、困っている人を放っておけず、体を張って助ける自己犠牲的精神。男気とも言う」のだそうです。

 

「短期集中」とありますが、前回の「カリブーの新世界でケヒヒヒ」は、実に46回、期間にして1年半くらいやってましたから、決して短期ではないような。

すぐ打ち切りになる連載(ジャンプでは大体12話くらい)より約4倍も長く続いているわけですからね。

今回も長くなりそうですね。内容も濃そうですし。

 

■ジンベエの海侠一人旅 vol.02「迷子の子海ネコ」

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というわけで、迷子に出会ったジンベエ。

もちろんここは親御さんの元に連れて行ってあげるんでしょう。

優しいジンベエ親分。

仲間達の元へ行く前に、ちょっと寄り道というわけですね。

 

ん?

そういえばこの海ネコって・・・。

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あ、こいつだ。

「ナワバリ・サンディ島沿岸」とあります。

そう、アラバスタなんですよ。

ということはアラバスタに行くんでしょうか?

これはちょっとどころかどエラい寄り道になりそうですよ。

 

しかし、レッドラインを越えて迷子とは考えにくいですね。

もしかしたら新世界にも海ネコが生息しているのかも。

 

■ドフラミンゴあらわる

「何でお前がここにいるんだァ!!」「フフフッ!助けに来たのさ!」

ドフラミンゴの唐突で不自然な登場に、彼を狙っていたはずのルフィもさすがに焦っている様子。

ゴムゴムのピストルを片手一本で簡単に払っていますね。

先週のピアスの件は単純に描き忘れだったようです。

 

■「カチャッ!」

何やらスイッチを押した?ドフラミンゴ。

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ここはたぶん誤解を生みそうなシーンなので、一応解説させてもらうと、スイッチではなく銃(弾糸)を構えたときの効果音だと思われます。

直後に”弾糸”を撃っていますしね。

 

■ルフィの”特殊な力”にドフラミンゴも注目

「この状況でよく味方を得たものだ・・!」

「その特殊な力には頂上戦争から一目置いていた・・!」

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ミホークだけでなく、ドフラミンゴもこの力に注目していました。

748話の感想でも少し考察していますが、「その場にいる者達を次々と味方につける」力のことですね。

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ミホークをして、「この海において最も恐るべき力」と言わしめるルフィのこの”特殊な力”、やはり今後の重要な伏線のようです。

 

ただ、今のところは「この危機感のなさ!」「当の本人がこの間抜けさ」「なぜコイツを選んだロー」と、ボロクソに言われていますが。

でも、危機感のなさはお互い様なんじゃないすかねジョーカーさん。

ゲームなんてしていないで、敵は殺せる時に殺すべきだったのでは。

 

■「”一体誰が”お前をこんな腑抜けにしちまったのか!!」

ドフラミンゴもコラソンによってローが変わったことを認識していますね。

部下を辞めたんだから当然と言えば当然か。

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ガキの頃のローは冷酷で狡猾だったそう。

それがコラソンによって変わった。

ドフラミンゴはそのことを「腑抜け」と表現し、ローは「救われた」と表現。

「おれはお前の様になる気はねェ!」とも。

ということは、ドフラミンゴとコラソンは兄弟でありながら、また同じ海賊団(ジョーカーとハートの最高幹部)でありながら、そもそもの考え方が対立していたように思えます。

そして、ローはコラソンの意志を受け継いでいると言えるでしょう。 

ワンピース 745話 感想と考察 - ワンピース考察ブログ??

こちらの記事もご覧ください。今週話の感想とかなりリンクしていると思います。

 

■「やっぱり”分身”のほうか・・・!”糸人形”だ・・・!」 

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間一髪、ジェット&アブドーラがドフラミンゴの腹を切り裂き、「カチャ」と弾糸で撃たれそうだったルフィとローを救出。

しかし、その途端に糸に分解するドフラミンゴの体。

キュロスに首を斬られたときと同様、ニセモノだったようです。

 

■”糸ジョーカー”とは?

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シーンはちょっと前後しますが、「糸ジョーカー」という技のようです。

745話の感想でも考察していますが、若干修正を加えつつ現段階での情報をまとめてみましょう。

 

・糸で作られた操り人形である。

 

・ドフラミンゴ本体と同じように喋るし、動くし、能力も使える。つまり本体と同性能の”分身”。(NARUTOの影分身のようなものか?)

 

・記憶は本体・分身とも共有している。

 

・首を斬られてもまだ喋れるし、首無しの胴体も動かせる。=別々に操れる。

 

・攻撃には弱い(覇気は纏えない?)

 

・ベビー5やバッファローやグラディウスはこの技を知らない。

 

・最高幹部とローは知っている。

 

・大量の糸を使用するはずだが、”鳥カゴ”を使っていても発動できる。(=ドフラミンゴから出る糸は無限?=何体でもつくり出せる?)

 

・糸電話のように”有線”でコントロールするのか、”無線”でコントロール可能なのか、不明。

 

以上です。

いずれにしても、イトイトの能力を鍛え上げ研ぎ澄まして得た技なのでしょう。

 

■「冷やかしにでも来たのか・・!?」

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ニセ者では(たぶん実力的に)ローやルフィを殺せないのに、冷やかすかのようにわざわざ現れて、去って行ったドフラミンゴに、「・・・・・・・!!」と、たいへん悔しそうなロー。

ちなみにドフラミンゴ(の分身)はローの錠の鍵を渡しに来たようですね。

ケリー・ファンクはと言うと、ドフラミンゴに利用されていたのではなく、自分の意志でルフィ達をおとしいれて賞金を手に入れようとしたんですね。

結果、ドフラミンゴに「つまらねェ罠にかかりやがって」と助けられてしまったわけですが、一応”弾糸”で殺そうともしてたみたいです。

 

ここへ来て、ドフラミンゴがどうしたいのか、よくわからなくなってきました。

単純に皆殺しにしようとしているのか、その割には悠長で、殺しのチャンスをいくつも見逃していますし。

 

■合流

ルフィの象銃(エレファント・ガン)で、強引に二段目へ。

ウーシーはアブドーラ達に任せて、置いて行くんですね。

そして再びコロシアム軍団と合流です。

キュロスは一段目に到着したばかりのようですから、少し遅れを取っていますね。

 

■TAL(トンタッタエアライン)ジャンピングサービス

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これって「大人間」用のサービスってことですよね。

過去に利用者がいたんでしょうか?リク王も知らなかったみたいですが・・。

まあいいか。

ところで、レベッカにはノーパン疑惑がありますが、、、

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・・・あぶなかったですね。

 

■「各自、4段目ひまわり畑を目指すのれす!」

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このルートだと、ゾロvsピーカの戦局を通過することになりますが、無事に全員ひまわり畑にたどり着けるのでしょうか。

ローの鍵を持っているのは、レベッカかな?

 

■スマイル工場の鍵を開けるアイディア

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インヘルに何やら策があるようですが、何でしょうね。

植物を利用するとか、内部の仲間と連携するとかかな。

ゾロはまだまだ余裕の表情です。

 

■キャベンディッシュの作戦

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何となく、ロクな作戦じゃなさそうな気が・・・。

 

■「届け物があったが不用だった様だ」

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ローの手枷の鍵のことですね。

あえて錠をハズしてゲームを楽しもうということでしょうか。

それでも「この手で殺す事になる」と言うのは、本当はどういう考えなのか、イマイチ掴めません。

 

■ローの過去編スタート

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ようやくローの過去編が、意外にもドフラミンゴの回想で始まりました。

しかも衝撃的な出だし。

 

「おれを海賊にいれてくれ」

「目に入るものを全部壊したい・・・!!」

「町も・・・!家も・・・!人間も!」

「全部壊したい」

「おれは”白い町”で育った」

「もう長くは生きられねェ」

 

少なくとも13年以上前の話ですよね。

ローの年齢は現在26歳なので、13歳以前。

13歳にしては身体が小さいので、10歳くらいと推定します。

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参考までに、これがサボとエースの10歳時。

 

トゲトゲした髪型のドフィと、最高幹部3人のシルエットが見えます。

ローは、自ら志願してドンキホーテ海賊団に入ったようです。

 

■「全部壊したい」

何かヤケになっている様子の子どもロー。

SBSに載っていた子ども時代のローとは身なりが随分違いますよね。

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この身なり、裕福な環境で育ったことがうかがえます。

そして、その故郷「白い町」で何かがあったと思われます。

 

■「おれは”白い町”で育った」

白い町・・・。

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革命軍の本拠地は”白土の島バルディゴ”。

関係付けたい心理にとらわれそうですが、ここはグランドラインで、ローは北の海の出身なので、とりあえず無関係ということにしておきましょう。

 

■「もう長くは生きられねェ」

「もう長くは生きられねェ」ということは、疫病のようなものにかかっているんでしょうか。それとも寿命が短い民族とか?

とにかく命がもう残り少ないようです。

また、”白い町”とはその事を端的に理解できる特徴を持った町のようです。

つまり町全体が病に冒されている、とか。

 

ただ、ローは現在も生きていますし、海賊・医者になっています。

(SBSのローは解剖好きなだけで、医術を持っているとは断定できません)

 

ここで、コラソンが医者だった可能性を考えてみましょう。

余命が短く絶望しか見えないローに治療を施し、命を救った。

その過程もしくは結果で、絶望的だったローの心は変わった。

ローに医術とその意志を受け継がせた。

コラソンが医者なら、このように辻褄を合わせられます。

あくまで、ローが病気だったら、という前提の上ですけど。空論ですね・・・。

 

■過去編への期待

さらに、この過去編で、”D”の名を持つ者が登場することも期待大です。

コラソンが「”D"はまた必ず嵐を呼ぶ」って言うでしょうからね。

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さらにさらに、ローと”麦わら帽子”との関係も、何だったのかわかるはずですよ。

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何でもないかもしれませんけど。

ただ、13年前の時点では、麦わら帽子はまだシャンクスのものでした。

で、ローは2年前の頂上戦争でルフィを連れて逃げるとき、シャンクスのことをじっと見ていたんですよね。

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だから何ってわけではありません。

これ以上は深読みしません・・・。

 

・・・そんな気になるローの過去編ですが、何と次週は休載。

尾田先生の体調まだ悪いんでしょうか。

 

というところで、753話の

 

あれ?

 

 

■「掌」って何だ!?

うっかり終わるところでしたが、タイトルの「掌」って何なんでしょうか。

今週話の中で「掌」って出てきませんよ。

「掌」?てのひら?たなごころ?

何を表しているのか、意味がわかりません。

 

とりあえず「掌」で検索。

すると、Mr.Childrenの歌の「掌」が出てきました。

・・・あ、これか?「掌」の意味。

 

Wikipediaによると、尾田先生は「Mr.Childrenのファンであり、映画主題歌をMr.Childrenとすることを条件としてONE PIECE FILM STRONG WORLD』での仕事を引き受けた」ほどのミスチル好きだそうです。

これかもしれません。

そう思ってミスチルの「掌」の歌詞を見てみると、何となく過去編の子どもローのことを言っていそうな気がしないでもないです。

気になる人は検索してみてください。

 

 

はい。というところで、753話の感想に続きます。

 

 

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